畑のそとから見る農の世界– category –
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畑のそとから見る農の世界
第13回|就農初期は「失敗を山盛りする」くらいでちょうどいい
第13回|就農初期は「失敗を山盛りする」くらいでちょうどいい 就農したばかりの頃、誰もが思う。「できるだけ失敗したくない」「最初から正解を選びたい」 でも正直に言うと、就農初期にそれをやろうとすると、だいたい詰む。 なぜなら、その時点では判断... -
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第12回|「忙しい」を言い訳にする人と、そうでない人の差
「忙しい」を言い訳にする人と、そうでない人の差 農業をしていると、よく耳にする言葉がある。「今は忙しいから」「忙しくて考える時間がない」 正直に言う。私はこの「忙しい」という言葉を、徹底して使わない。 なぜなら、頭の中が整理できていない状態... -
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第11回|小規模だから無理、の前に考えてほしいこと
第11回|小規模だから無理、の前に考えてほしいこと(時系列修正版) これまでの回で、価格決定、努力の方向、借金と回収について書いてきた。その流れの中で、必ず出てくる言葉がある。 「うちは小規模だから無理」「大規模じゃないとできない」 今日は、... -
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第10回|借金を怖がる人ほど、なぜ経営の沼から出られないのか
前回は「努力の方向」の話を書いた。努力の量ではない。気合でも根性でもない。方向と道具の話だ。 今回は、その続きとして、もう一段、経営の現実に踏み込む。テーマは借金である。 農業に限らず、借金という言葉には拒否反応が出やすい。しかし私は、借... -
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第9回|価格を上げる話はしていない。正しい方向に進むための努力の話
前回の記事で、「相場に価格決定権を預けるな」という話を書いた。 ただ、ここで一つ、はっきりさせておきたい。 私は、価格を上げろ、という話をしているわけではない。 価格を上げる・上げないの前に、まず考えるべきことがある。 ■ 「企業努力」という... -
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なぜ、すべての物価が上がっているのに農業だけ上がらないのか
米高騰・米不足と言うけれど——米を作っていない農家から見える本音 今さらの話かもしれませんが、「米が高い」「足りない」「農家が大変だ」——そんな言葉を、ニュースやSNSで今でもよく目にします。 現象としては事実です。 ただ、農業の外からこの世界に... -
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第7回|家庭菜園以上・プロ未満が増えすぎた違和感。
第7回|家庭菜園以上・プロ未満が増えすぎた違和感。——“今は耕作、でも未来は空く”という現実 農業という言葉は、あたたかい。 「土に触れる」「自然の中で暮らす」 そんな響きは、聞くだけで心が整う気がする。 でも現場で経営を回していると、どうしても... -
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第6回|農業はもっと軽やかでいい──稼ぐ・休む・笑うを両立する働き方の話
農業の後継者不足は「若者がいない」だけでは語れません。3K・儲からない・根性論・仕組みの欠如。これらの積み重ねが、長く続けることを難しくしてきました。コロン’sファームが実践する“軽やかに働く農業”とは何か。経営の継承、機械化の本質、PDCAによ... -
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第7回 価値と価格は同じじゃない──
野菜の値段は“見えている数字”と“作り手が感じる価値”が必ずしも一致しません。農家の手取りは売り先が変わっても大きくは変わらず、店頭の価格だけが勝手に動くこともあります。今回のテーマは、価値と価格の乖離、産直で起きる値崩れの構造、そしてコロ... -
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第4回|料理の美味しさは“誰と食べるか”で決まる──20年の飲食経験で辿り着いた答え
「美味しさの中心は“空気”にある──野菜が担うたったひとつの役割」 美味しさは、舌だけで判断されるものではありません。誰と、どんな空気の中で食べているか——。飲食業界で20年過ごし、今は農業に向き合う中で見えてきた「美味しさの本質」と、野菜が担う...
