【新規就農シリーズ|第15話】

新規就農シリーズ第15話のアイキャッチ画像。草刈り機・トラクター・動噴を紹介する“農業三種の神器”のイメージ。

農業三種の神器 農機編。最初に買うべきなのは?

新規就農したど素人の頃から、
いろんな農具を触ってきたけど、
結局こう思った。

「とりあえずこれ買っとけばOK」

その三種の神器とは?

この3つだけは別格。

理由は簡単で、
“これがないと農業自体が成り立たないん”だから…

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目次

1. 草刈り機

農業をやる前は、
草刈りなんて作業のひとつやと思ってた。

でも実際に農地を持つとわかる。

草刈り機は“農業の入り口を守る道具”。

畑まわりが荒れたら
・獣害が増える
・病気が広がる
・近所迷惑にもなる
・作業動線も死ぬ
・最終的に畑が“負ける”

つまり、
草刈りを制した者だけが農業に入場できる。

そんなレベルの1本。

草刈りしないと本当に嫌われますよwww

そんな自分も草刈りしない人は絶対仲良くしませんw

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2. トラクター

耕す。砕く。畝をつくる。基本作業です。

一番最初は備中鍬と剣スコと角スコで耕してました。

拡張続ける中ですごい時間と労力に見合ってないなと

ヤフオクで3万円で買ったHONDAのF210こまめ

しかし土が硬かったので

跳ねまくるのを押さえつけるのが大変

そこでクボタのTR-60土ノ助jrをヤフオクで7万円…

ロータリーが後ろなので跳ねないけど

タンクが鉄製で錆びてるから毎回オーバーホール地獄

でも確実なステップアップは毎回感動したの覚えてます。

大きな圃場が紹介されたので

いよいよトラクター必要だなとヤフオクで福井県まで買いに行きました。

クボタGL221 70万円

今までの苦労は何だったのだ?ってくらいの感動

仕事が超早い、深く細かくむちゃくちゃいい仕事します。

もうコレ無いと無理な体になりました。

トラクターは贅沢品ではなく、
農地に対する“必要最低限の投資”。

面積が広がるほど
トラクターの価値は何倍にもなる。

「時間」と「体力」を買っているようなもの。

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3. 動力噴霧器(動噴)

これはシンプル。

「動噴がない=農業が成立しない」

病気も虫も、
“気づいてから”では遅い。

適期を逃さないためには
・撒きたい日に撒ける
・必要量を確保できる
・作業者の負担を減らす

この3つが絶対条件で、
それを守ってくれるのが動噴。

管理機より動噴。
便利とかじゃなくて、生存ライン。

そんな自分もド素人だったので農薬は怖いって思ってました。

またその話は追々w(するかもしれない…)

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4. この3つが揃うと農業は“仕事”になる

この3つは、
「便利」ではなく
“農業という仕事を生業にするための装備”

いわば
農業の三種の神器

これが揃って初めて、
・段取り
・適期
・効率

この3つが噛み合うようになる。

新規就農者にとっては
最初にここを押さえるだけで
仕事の見え方が全然変わる。

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第15話まとめ(農機編)

・草刈り機は農業への“キホンのキ”
・トラクターは“体力の代わり”
・動噴は“作物を守る命綱”
・この3つは「便利」ではなく“生存装備”
・農業を仕事にしたいなら、最初に揃える価値が高い

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